【松本里山辺】御宿 石川
すっかりサッカー観戦のお供にどうぞブログと化している食い意地~ぬです。
今回、お邪魔したのは信州松本は美ケ原温泉の「御宿 石川」さんです!

2019シーズンは久々に松本山雅FCがJ1に帰ってきていたので、松本遠征なわけですよ。
ところで、サッカー遠征の後の温泉旅館はキックオフ時間がキモになります。
遅い時間のキックオフではゆっくりと温泉と食事を楽しむことが難しくなりますからね!
その点、2019年の松本は14時キックオフという良い時間でした。
松本駅とスタジアムの往復は自転車で、松本駅から美ケ原温泉まではバスでの移動。普通の路線バスで温泉宿に向かうってなんだか不思議な感じがします。

「御宿 石川」さんは一日3組限定の小さなお宿。
のんびりゆっくりするにはとてもいい感じです。
まず何はさておき、お風呂に向かいます。
お風呂は2か所。外の見える「離れの湯」とモザイクタイルが美しい「昭和の湯」。
まずは「昭和の湯」を楽しむことにします。
古いけどきれいに磨きこまれた浴室はびっしりとモザイクタイルが張り巡らされています。いまや、手に入らなくなってしまった昭和の職人芸極小モザイクタイル。昔々の私の実家もタイル張りの浴室だったので懐かしくもあり、贅沢だなあという思いがしました。
つるっとしたタイルの肌触りっていいんだよなあ!
ゆっくりとお風呂を堪能したら、次はおいしいご飯の時間です!
今回は信州和牛付きのプランにしたのです! 肉々、楽しみ!
まずは前菜と食前酒

非常に信州らしい素材にあふれてます。
食前酒のざくろ酒は裏庭で獲れたざくろを女将さんがご自分で漬けたそうです。
他のお料理も基本的に近くで獲れたもの、手作りで作れるものが中心のほっとする食べ物たちです。


きのこづくし!

そして蜂の子!
人生初の蜂の子ですよ!
ドキドキしながら恐る恐る食べてみました。ぷちっとした食感とトロリとした濃厚でクリーミーな中身?
これはお酒のつまみによさそうですね! ちょっと癖になりそうなというか、やめられない止まらない!

というわけでお酒をねww
女鳥羽の泉、岩波、善哉だったかな。まさにこの近くの地のお酒。
地の物は地のお酒で楽しむのが一番です。

酔いが回ると箸が進むわけです。
そうなってくると見た眼に派手なお料理よりも噛みしめてじっくりとおいしい料理への感動が高まるわけです。

これが地産池消ってことだよなあと思いながら、その土地のおいしいものをその土地の人がおいしくこしらえてくれたものを食べるわけです。

石川さん名物の米茄子の月見田楽。
でっぷりとした米茄子のとろっとした口当たりとこってりとした味噌の香り、風味。
お酒呑みには危険な逸品です。ああ、うまい。

岩魚の甘露煮も口の中でほろほろと解けます。
「吐き出しきれていない石が残ってるかもしれないので気を付けてくださいね」というお話でしたが、私の岩魚にはありませんでした。妻さんのにはあったようですがw
付け合わせが不思議な逸品で。カレー風味のピクルス…?素材がわからない?
しゃきしゃきとした食感、ほんのりと甘酸っぱい。なんだろう?
おかみさんに伺って驚きました。熟れる前の青いトマトのカレー漬け。
いやあ、これはわからない! 食べてみてもトマトとはわからない!

天ぷらもサクサクと山の香りがしておいしい。
しかし、そろそろお腹が…

なのでお酒を飲まなくてはなりません! ってことで五一ワインの赤を。
お酒を飲むと不思議と胃袋の容量が広がります。
ワインの芳醇な香りは魔法を持っているのです。

ここで箸休めにとおかみさんがきゅうりにピリッと辛いお味噌を添えて持ってきてくださいました。
ウマ辛い!

信州牛のステーキはマスタードソースでいただきます。
歯ごたえのある赤み肉は噛めば噛むほど味が湧きます。そこはおかみさんのこだわりの部分とのこと。
とろけるようなステーキもいいけど、噛みしめるうま味の肉はまた良いものです。


お食事とお椀でごちそうさま。
そういえば信州は味噌もうまいよなあと膨れ上がったお腹をさすっているとデザートにおりんご。

大満足の晩御飯でした。
その晩はぐっすりと眠れたことは言うまでもありません!
翌朝は早起きして朝風呂です。
「離れの湯」は広い窓から外を眺めることができます。
お庭というか里の風景を眺めつつ、こちらもまた美しいすべすべのタイルと柔らかいお湯を堪能して…

朝ごはん!
朝からこんなにたくさん食べられるのも旅館の魅力ですよね。
朝ごはんの後は腹ごなしにお宿の周辺を散歩してみました。美ケ原温泉はこぢんまりとした温泉街ですが、風情がありました。
湯の原薬師堂まで登ってみると、眼下に里山辺の街並みが広がっていました。
チェックアウトした後は歩いて(普通の人は歩かないかもw)
旧山辺学校校舎(私の好きな和洋折衷の学校建築)や

松本民芸館

を見学し、バスで松本市内に戻り開智学校

(同じく和洋折衷の学校建築。松本の街中にできた開智学校に負けないと里方で作ったのが山辺学校だそうな)を見学して、楽しい松本遠征を終えたのでした♪


静けさに癒される地産池消の宿!の
星4.1です!
今回、お邪魔したのは信州松本は美ケ原温泉の「御宿 石川」さんです!

2019シーズンは久々に松本山雅FCがJ1に帰ってきていたので、松本遠征なわけですよ。
ところで、サッカー遠征の後の温泉旅館はキックオフ時間がキモになります。
遅い時間のキックオフではゆっくりと温泉と食事を楽しむことが難しくなりますからね!
その点、2019年の松本は14時キックオフという良い時間でした。
松本駅とスタジアムの往復は自転車で、松本駅から美ケ原温泉まではバスでの移動。普通の路線バスで温泉宿に向かうってなんだか不思議な感じがします。

「御宿 石川」さんは一日3組限定の小さなお宿。
のんびりゆっくりするにはとてもいい感じです。
まず何はさておき、お風呂に向かいます。
お風呂は2か所。外の見える「離れの湯」とモザイクタイルが美しい「昭和の湯」。
まずは「昭和の湯」を楽しむことにします。
古いけどきれいに磨きこまれた浴室はびっしりとモザイクタイルが張り巡らされています。いまや、手に入らなくなってしまった昭和の職人芸極小モザイクタイル。昔々の私の実家もタイル張りの浴室だったので懐かしくもあり、贅沢だなあという思いがしました。
つるっとしたタイルの肌触りっていいんだよなあ!
ゆっくりとお風呂を堪能したら、次はおいしいご飯の時間です!
今回は信州和牛付きのプランにしたのです! 肉々、楽しみ!
まずは前菜と食前酒

非常に信州らしい素材にあふれてます。
食前酒のざくろ酒は裏庭で獲れたざくろを女将さんがご自分で漬けたそうです。
他のお料理も基本的に近くで獲れたもの、手作りで作れるものが中心のほっとする食べ物たちです。


きのこづくし!

そして蜂の子!
人生初の蜂の子ですよ!
ドキドキしながら恐る恐る食べてみました。ぷちっとした食感とトロリとした濃厚でクリーミーな中身?
これはお酒のつまみによさそうですね! ちょっと癖になりそうなというか、やめられない止まらない!

というわけでお酒をねww
女鳥羽の泉、岩波、善哉だったかな。まさにこの近くの地のお酒。
地の物は地のお酒で楽しむのが一番です。

酔いが回ると箸が進むわけです。
そうなってくると見た眼に派手なお料理よりも噛みしめてじっくりとおいしい料理への感動が高まるわけです。

これが地産池消ってことだよなあと思いながら、その土地のおいしいものをその土地の人がおいしくこしらえてくれたものを食べるわけです。

石川さん名物の米茄子の月見田楽。
でっぷりとした米茄子のとろっとした口当たりとこってりとした味噌の香り、風味。
お酒呑みには危険な逸品です。ああ、うまい。

岩魚の甘露煮も口の中でほろほろと解けます。
「吐き出しきれていない石が残ってるかもしれないので気を付けてくださいね」というお話でしたが、私の岩魚にはありませんでした。妻さんのにはあったようですがw
付け合わせが不思議な逸品で。カレー風味のピクルス…?素材がわからない?
しゃきしゃきとした食感、ほんのりと甘酸っぱい。なんだろう?
おかみさんに伺って驚きました。熟れる前の青いトマトのカレー漬け。
いやあ、これはわからない! 食べてみてもトマトとはわからない!

天ぷらもサクサクと山の香りがしておいしい。
しかし、そろそろお腹が…

なのでお酒を飲まなくてはなりません! ってことで五一ワインの赤を。
お酒を飲むと不思議と胃袋の容量が広がります。
ワインの芳醇な香りは魔法を持っているのです。

ここで箸休めにとおかみさんがきゅうりにピリッと辛いお味噌を添えて持ってきてくださいました。
ウマ辛い!

信州牛のステーキはマスタードソースでいただきます。
歯ごたえのある赤み肉は噛めば噛むほど味が湧きます。そこはおかみさんのこだわりの部分とのこと。
とろけるようなステーキもいいけど、噛みしめるうま味の肉はまた良いものです。


お食事とお椀でごちそうさま。
そういえば信州は味噌もうまいよなあと膨れ上がったお腹をさすっているとデザートにおりんご。

大満足の晩御飯でした。
その晩はぐっすりと眠れたことは言うまでもありません!
翌朝は早起きして朝風呂です。
「離れの湯」は広い窓から外を眺めることができます。
お庭というか里の風景を眺めつつ、こちらもまた美しいすべすべのタイルと柔らかいお湯を堪能して…

朝ごはん!
朝からこんなにたくさん食べられるのも旅館の魅力ですよね。
朝ごはんの後は腹ごなしにお宿の周辺を散歩してみました。美ケ原温泉はこぢんまりとした温泉街ですが、風情がありました。
湯の原薬師堂まで登ってみると、眼下に里山辺の街並みが広がっていました。
チェックアウトした後は歩いて(普通の人は歩かないかもw)
旧山辺学校校舎(私の好きな和洋折衷の学校建築)や

松本民芸館

を見学し、バスで松本市内に戻り開智学校

(同じく和洋折衷の学校建築。松本の街中にできた開智学校に負けないと里方で作ったのが山辺学校だそうな)を見学して、楽しい松本遠征を終えたのでした♪


静けさに癒される地産池消の宿!の
星4.1です!
御宿 石川 (旅館 / 松本駅、北松本駅、西松本駅)
夜総合点★★★★☆ 4.1
スポンサーサイト